3ヶ月もので、年0.5%の定期預金で1年間運用した場合と1年もので年0.5%の定期預金で運用した場合。
どっちが利益が大きい?
計算してみよう。
例として、運用資金は100万円として考える。
3ヶ月定期年0.5%年の定期預金で1年間100万円を運用した場合(利息は元本に組み入れ・利息組み入れのつど課税)
利息合計 5,008円
課税額 1,002円
受取利息 4,006円
受取合計 1,004,006円
年0.5%年の1年定期預金で1年間100万円を運用した場合
半年複利・利息は元本に組み入れ・課税は満期一括の場合
利息合計 5,006円
課税額 1,001円
受取利息 4,005円
受取合計 1,004,005円
単利・利息は元本に組み入れ・課税は満期一括の場合
利息合計 5,000円
課税額 1,000円
受取利息 4,000円
受取合計 1,004,000円
同じ定期預金利率なら、複利で長期のほうが税金分お得になるんじゃないの?
と思ったら、1年間の運用ではそんなことはないようで。
なんとま、意外な結果に終わりました。
では、3年間運用した場合どうなるんだろう?
3ヶ月定期年0.5%年の定期預金で3年間100万円を運用した場合(利息は元本に組み入れ・利息組み入れのつど課税)
利息合計 15,084円
課税額 3,018円
受取利息 12,066円
受取合計 1,012,066円
年0.5%年の1年定期預金で3年間100万円を運用した場合
半年複利・利息は元本に組み入れ・課税は利息の組み入れ時(半年に1回)の場合
利息合計 15,075円
課税額 3,015円
受取利息 12,060円
受取合計 1,012,060円
半年複利・利息は元本に組み入れ・課税は1年毎(満期ごと)の場合
利息合計 15,094円
課税額 3,018円
受取利息 12,076円
受取合計 1,012,076円
やっと世間一般にいう、『複利は有利』という常識とおりの結果が出た。
1年くらいの運用期間だとあまり感じないけど、運用期間が長くなったり、金額が大きくなるとそれだけ差が出て来るようです。
ちなみに、よく3ヶ月定期で高金利の定期預金の宣伝を見かけるけど、この場合、対象の3ヶ月の金利適応期間が終わった後、どのような取り扱いになるのかが問題。
3か月分だけが高金利で、その後は、低い金利の定期預金に自動継続されたりしないかちゃんと確認して。
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