確定拠出年金の所得税におけるお得率を見てみよう。
所得税の場合、課税所得によって税率が違う。
課税所得が195万円を超え 330万円以下 の場合、所得税は10%、控除額は 97,500円。
つうわけで、課税所得300万円の人が、個人型確定拠出年金で資産運営した場合と、通常の積み立てで運用した場合の所得税を考えると・・・。
課税所得が300万円、確定拠出年金23000円(月額の場合)の所得税のお得度
課税所得が300万円の場合の所得税の年額⇒300万円×0.1- 97,500円=20.25 万円。
個人型確定拠出年金の掛け金上限額は23,000円(月額) 。
年、27.6 万円が上限額になる。
課税所得が300万円の人が、最大限個人型確定拠出年金をかけている場合、(300万円-27.6 万円)×0.1-97500円=17.49 万円。
と言うことで、20.25 万円-17.49 万円=2.76 万円。
10年間、課税所得が変わらなかった場合、27.6万円のお得。
つき1万円の掛け金なら、年間19.05 万円。
これで、前回と同じように、スルガスーパー定期(1年) 金利 0.025%をつき1万円の掛け金で、確定拠出年金で運用した場合と普通に積み立てで運用した場合を比較してみる。
確定拠出年金で10年間積み立てた場合
積み立てた金額から確定拠出年金の手数料を引くと1,201,515 - 21,560 = 1,179 ,955円
これに、10年分の所得税の差額を足すと、1,179 ,955円+19.05万円=137.0455 万円。
通常の積み立ての場合
10年間積み立てた場合の利息込みの金額が120.1212万円。
差額が、137.0455 万円-120.1212万円=16.9243 万円。
おー、元本保証型でも、17万円もお得だ!
*お詫び・・・
ごめんなさい、この記事前回アップしたときに、計算を間違えてました。
お許しあれ。
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