クレジットカード現金化。
こんな言葉、目にしたことはない?
クレジットカードの現金化って、どういうこと？
何か問題になることはないのかなあ？
今回は、「クレジットカード現金化」の仕組みと、その問題点について。
クレジットカード現金化の仕組み
1.商品をクレジットカードで買う。
2.買った商品を業者が買い取る。
3.買い取った金額から、手数料を引いた残金を、クレジットカード所有者の口座に現金として振り込む。
といった構造なのがクレジットカード現金化。
この、クレジットカードの現金化、問題点だらけ。
クレジットカード現金化の問題点
クレジットカード現金化の問題点は以下のようなものが考えられる。
1.商品の買値がそのままクレジットカード所有者の口座に現金として振り込まれるわけではなく、その間に手数料が存在する。
商品の購入金額は、クレジットカード所有者の口座に振り込まれる現金より、当然多い。
そして、クレジットカード所有者は、購入した商品の購入金額を期限が来れば、支払わなくてはならない。
というわけで、結局のところ、クレジットカードの所有者が損をする仕組みになっている。
2.クレジットカードを利用して商品を購入した場合、売買代金をクレジットカード会社に完済されるまでは、その商品の所有権はクレジットカード会社にある。
商品の所有権はクレジットカード会社にあるので、商品代金を完済しないうちに、他者に商品を売却するのは、カード会社との規約違反となるケースがほとんど。
というわけで、カード会社から、訴えられたり、カードの使用が停止されても文句は言えない。
3.破産宣告などをしたばあいでも、免責（債務の返済義務を免除する）が認められない場合がある。
といったような点があげられる。
結局のところ、クレジットカードの保有者が「クレジットカード現金化」に乗ってしまうと大損をすることになる。
クレジットカード現金化の看板を見ても、素通りして、利用しないのが一番である。
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