最近、たびたびPCがスリープ状態から復帰できないという状態になる。
キーを押してもスリープ状態から復帰できない。
復帰どころか、スリープ状態だと電源自体が落ちているわけではないので、電源ボタンを押してもPCが立ち上がらない。
唯一の対処方法が、電源を長押しして、いったん強制終了し、その後再度電源を入れるという、ハードディスクに負担がかかりそうな方法だけ。
どうもWindowsをアップデートしてからのような気がするが。
この、パソコンがスリープ状態から復帰できない現象、通称スリープ死と言われているらしい。
原因はいろいろあるが、ハイブリットスリープという機能が原因の一つだといわれている。
でも、ハイブリットスリープっていったいどんな機能?
ハイブリットスリープ?どんな機能?
パソコンの電源の管理には、「シャットダウン」「休止」「スリープ」といったものがあるが、その中で「スリープ」と「休止」の両方の機能を持ったもの。
「シャットダウン」はパソコンの電源を切ってしまう。
「休止」と「スリープ」はパソコンの消費電力を節約するもの。
「休止」は作業中の内容をハードディスクに記憶させ、コンピューターをシャットダウンする。
「スリープ」は一定時間パソコン操作をしないときパソコンの動作を一時的に停止する。
作業中のデータはメモリに保存されるだけなので、パソコンの作業を再開したいときに、キーボードやマウスをクリックするだけですぐに画面を表示してくれる。
休止の方が節電できる。
休止の場合、スリープに比べると作業再開まで時間がかかるが、作業内容は電源を切る前に保存されているので、電源を入れれば、作業を再開できる。
電気を消費しないので、バッテリーがなくなっても作業内容が失われることがない。
「ハイブリットスリープ」は「休止」と「スリープ」の両方の機能があり、ハイブリッドスリープを行ってから18時間以内であれば通常のスリープ状態、18時間を超えると休止状態へと移行する。
通常、ハイブリットスリープがONになっていることが、スリープ死の原因の一つといわれている。
ハイブリットスリープのON・OFF方法
ハイブリットスリープは通常ON状態になっているといわれている。
では、そのハイブリットスリープをON・OFFする方法は?
1.PCの〔設定〕を開く。
「スタート」→「設定」または、「スタート」右クリック→「設定」。
2.〔システム〕を押す。
3.〔電源とスリープ〕を押す。
4.〔電源の追加設定〕を押す。
5.〔プラン設定の変更〕を押す。
6.〔詳細な電源設定の変更〕を押す。
7.〔スリープ〕の+を押し、〔ハイブリットスリープを許可する〕→〔バッテリー駆動〕、〔電源に接続〕を押すとON/OFFの切り替えができる。
うーん、でも、OFFになってるみたいなんだけど。
とりあえずONにしてみよう。
スリープ死の原因はハイブリットスリープじゃないかもね
うちのパソコンの場合、ハイブリットスリープがスリープ死の原因ではないのかもしれない。
スリープ死の原因は他にも「BIOSのバージョンが古い」「グラフィックドライバーに問題がある」「高速スタートアップの機能が原因」「CMOSのボタン電池の残量がない」など、いろいろあるようなのだが、簡単に試せるのは「高速スタートアップの機能が原因」の場合、「高速スタートアップの機能」をOFFにするくらいか。
うちの場合に限って言えば、「電源ボタンを押してもPCが立ち上がらない」「電源ボタンを長押し、強制終了しないとパソコンが立ち上がらない」というのが問題。
ということは、いっそのこと「スリープ」の設定を解除して、時間がたったら「休止」になるようにしてしまえばよいのかも。
でも、ハードディスクの容量食うけど。
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