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預金者保護法?預金保護と違うの?

 預金者保護法?ペイオフ(預金保護)じゃなくって?

 なんだか、似たような言葉・・・。

 さて、この預金者保護法一体何?

預金者保護法とは?

 平成18年2月10日施行された、「偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律」(偽造・盗難カード預金者保護法)のこと。

 預金者保護法とは『普段からキャッシュカードや暗証番号の管理をしっかり行なっていれば、万が一キャッシュカードを偽造されたり盗難されて預金等を引出されても、その損害は金融機関が負担し、預金者が負担を負うことはない』というもの。

 預金者保護法による保護を受けるためには、預金者も、普段から、キャッシュカードを他人に安易に渡したり、盗まれたりしないよう、また、暗証番号を他人に悟られないようしっかり管理を行うことが必要とされている。
 預金者にこれら管理上の過失または重大な過失がある場合には、補償額が25%減額され75%となったり、補償が受けられない場合がある。

預金者保護法の預金者の過失の程度

偽造カード 無過失 重過失
100%補償 0%補償
盗難カード 無過失 軽過失 重過失
100%補償 75%補償 0%補償


過失の例)
・暗証番号をカードに書いていた場合 →重過失
・暗証番号を生年月日にしていて、生年月日がわかる書類と一緒に保管していた場合→軽過失

 ちなみに、預金者保護法の施行を受けて、銀行業界では、「銀行界の不正払戻しに関する自主ルール」と言うものも設けている。

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