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在宅療養中のターミナルケアに対する診療報酬・自己負担は増加する

  厚生労働省の今回の医療費改定は、在宅や施設での良質の医療・ケアへの診療報酬が高く設定されている。

 特に、ターミナル(終末)のケアに関して、診療報酬を高くしたのが目立つ。


 ターミナルと言うのは、『人生の終末期』要するに、死亡する前の状態を言う。


在宅でのターミナルケアに対する診療報酬の設定

 一例を挙げると、 末期のがんで自宅療養中の場合、これまでは、専門の医師や看護師による専門的なケアを実施しても、報酬と認められなかった。

 要するに、訪問看護の診療報酬しか認められず、どれほど専門的なケアを実施しても報酬は日常的な訪問看護の報酬だけだった。


 今回の改定から月1回に限り、279点の報酬が支払われるようになる。


癌で自宅療養中の患者の自己負担はどう変わる?

 診療報酬が増えると言うことは、逆に言えば、患者の自己負担が増えると言うことでもある。

 
 健康保険自己負担1割負担のケースで2790円、3割負担の場合、2790円×3の自己負担が増加する。

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