個人向け国債と利付国庫債券

　国債にもいろいろある。

　よく知られているのが個人向け国債と利付国債（利付国庫債券）。

　でも、何だか違いが判らない。

個人向け国債とは？

　通常個人向け国債は用途が決まっていない。

　ちょっと例外的なのが、復興国債。

　復興国債ってのは、個人向け国債の一種だが、復興国債は国債で集めた資金の用途が限定されている。

個人向け国債の満期と金利の種類

• 満期3年・5年→固定金利
• 満期10年→変動金利　

個人向け国債の購入募集時期

• 満期5年→年に4回
• 満期3年→毎月

　今後の個人向け国債募集はこちら　

個人向け国債の金利　

　最低金利0.05％を保証する。

個人向け国債の中途換金

　中途換金については財務省の買取のため元本割れなし。

　ただし、

＊固定５年は２年間換金できず利子４回分を返還。

＊変動１０年は１年間換金できず利子２回分を返還。　

個人向け国債最低購入額　

• 1万円から1万円単位

利付国庫債券

　償還期限まで定期的に利子が支払われ、満期償還時に額面金額が戻ってくる国庫債券（国債）。

利付国庫債券の満期

　2･5･10年→固定金利

利付国庫債券の募集時期

　ほぼ毎月。

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利付国庫債券の中途換金

　利付国庫債券の中途換金は債券市場での売却となる。

＊金利上昇局面で満期前に売却すると元本われになる。　

利付国庫債券の最低購入額　

• 1万円から1万円単位
• 5万円から5万円単位

個人向け国債・利付国庫債券の購入場所

　個人向け国債・利付国庫債券とも銀行や証券会社で購入手続きをする。