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リビング・ウイルを書いてもらわなきゃ

あわら病院終末期要望事項 家族・親族・戸籍・住民票・老後のお金・遺産・相続
あわら病院終末期要望事項

 現在、モラハラ父から逃れて、施設入所中の母。

 施設から病院へも通い、経過は良好。

 モラハラ父とは離婚するつもりでいる。

 でも、モラハラで離婚はなかなか難しい様子。

 離婚はともかく、おいらが今心配していることがいくつかある。

 別居中に母の具合が悪くなったら父たちに何を言われるかわからない。

 なにせ、母も年だし。

 いきなり脳梗塞でも起こしたら、「お前が余計なことをするから」とか

 いろいろといわれかねない。

 なので、リビングウィルを書いてもらおうと思っている。

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リビングウィルとは何か?

リビング・ウィル(英語: living will)とは、生前の意思という意味の英語の音訳。生前に行 われる尊厳死に対してであれば「尊厳死の権利を主張して、延命治療の打ち切りを希望 する」などといった意思表示のこと。またそれを記録した「遺言書」などのこと。

 日本尊厳死協会なんていうのもあるけど、日本尊厳死協会のリビング・ウィルはなんだか大雑把だ。

日本尊厳死協会のリビング・ウィル

尊厳死の宣言書(全文)

(リビング・ウイル・Living Will)

私は、私の傷病が不治であり、かつ死が迫っていたり、生命維持措置無しでは生存できない状態に陥った場合に備えて、私の家族、縁者ならびに私の医療に携わっている方々に次の要望を宣言致します。

この宣言書は、私の精神が健全な状態にある時に書いたものであります。
したがって、私の精神が健全な状態にある時に私自身が破菓するか、または撤回する旨の文書を作成しない限り有効であります。

  • 私の傷病が、現代の医学では不治の状態であり、既に死が迫っていると診断された場合には、ただ単に死期を引き延ばすためだけの延命措置はお断りいたします。
  • ただしこの場合、私の苦痛を和らげるためには、麻薬などの適切な使用により十分な緩和医療を行ってください。
  • 私が回復不能な遷延性意識障害〈持続的植物状態)に陥った時は生命維持措置を取りやめてください。

以上、私の宣言による要望を忠実に果たしてくださった方々に深く感謝申し上げるとともに、その方々が私の要望に従ってくださった行為一切の責任は私自身にあることを付記いたします。

日本尊厳死協会関西支部HPより引用

 割と端的に整っているのがあわら病院のリビング・ウィル。

あわら病院のリビング・ウィル

あわら病院終末期要望事項

あわら病院終末期要望事項

  あわら病院終末期要望事項(リビング・ウィル)HPはこちら

 pdfファイルなのがちょっと残念。

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リビング・ウィルに法的な強制力はないけど

 リビング・ウィルには法律的な強制力はないけど、医療が必要になったとき、終末期に対する本人の意思表示があれば、どこの病院でも、尊重してくれる傾向にあるし、何より、我が家の場合、「娘が勝手に妻の治療方針を決めて、妻を殺した」とか言われずにすむ。

 母と相談して、サインを入れてもらって、コピーを施設の記録の中に一緒に閉じておいてもらおうと思っている。

 ついでに自分の分も作って財布にでも入れておこう。

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