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損害保険会社の地震保険が普及しない理由・地震保険のメリットデメリット

地震・風水害・竜巻・自然災害 公的保障(健康保険・年金・雇用保険・生活保護・災害時の補償)

 大きな災害で家が壊れてしまった場合に保障してくれるのが地震保険やJA共済の建物更生共済。

 今回は、損保の地震保険についてのお話を少ししたい。

 地震大国日本では、ものすごく必要のある保険だと思うのだが、この、損保の地震保険、加入率が25%に届かない。

 なぜなのかなあ?

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地震保険が普及しない理由(と考えられるもの)

・単独では、地震保険に加入できない。

 地震保険は火災保険(住宅総合保険、店舗総合保険など)のオプション。

 ただし、火災保険は、地震保険をつけるのを原則にしているので、地震保険をつけずに、火災保険に入りたいというときには、確認欄への押印が必要。

・かけた保険の50%程度までしか、保障されない。

・建物5,000万円、家財1,000万円が上限。

・喪失した建物などの時価評価額までしか保障されない。

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地震保険で保障される対象になるもの

 住宅及び生活用動産で、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災・損壊・埋没・流出による全損・半損・一部損。 

地震保険の保障の範囲

・主契約である火災保険の保険金額の30~50%に相当する範囲内(建物の時価額の30~50%を限度として補償する)

・建物5,000万円、家財1,000万円が上限(損保によっては、特約で上限を引き上げているところもある)

・地震保険金を受け取るときに同時に火災保険金を受け取ることはできない。

・保険会社が破綻したり、支払能力が無い場合は、国が保障金額を支払う(これが最大のメリットかな?)

・建物の時価評価額まで 

地震保険の保険料

 建物の所在地の地震危険度と建物の構造物(木造とか、鉄筋とか)の種類によって、保険料が異なる。

 地震の危険度は都道府県別に1等地~4等地までの4つに区分されている。

 築年数や耐震等級などの割引制度もある。

 また、一括で、保険料を払うと割引になる場合もある。

 要するに、新築なら良いけど、古い建物では『保険料の割りに、保障が少ないと感じる』(実際に少ないのかどうかは?)っていうのが、最大の普及を妨げている理由じゃないかと管理人は思う。

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